ウズベキスタン Suzani 刺繍


ウズベキスタンの伝統 刺繍
スザニ(Suzani)って何かご存知ですか?

スザニとは、刺繍をほどこされた装飾用の布地のことで、主にウズベキスタンなどの中央アジアで作られています。

Suzaniはペルシア語に起源があり、針という意味です。

スザニは木綿か絹のベース生地に、これまたコットンかシルクの糸を使って刺繍がほどこされています。チェーンステッチ、サテンステッチ、ボタンホールステッチの3技法がメインに使われる他、縁取り用のカウチングステッチもよく見かけます。 親から子へその技術が伝承されてきています。

人気のモチーフは、チューリップ、カーネーション、アイリス等の花。葉っぱと枝、果物(特にざくろ)、太陽と月。

スザニは中央アジアの嫁入り道具です。挙式の日に新郎にそのスザニを進呈するとか。 お祖母さん、お母さん、娘、孫と代々その伝統技術を伝承してきました。お母さんから娘への嫁入り前のプレゼントには最後の一部分を未完成にしたままSuzaniの刺繍を贈るそうです。最後は新しい娘の代に完成させて伝統を引き継ぐこと、そして、これからはその家庭をより発展させていくのはあなたあなたですよと励ましの意味を込めて送るそうです。

スザニ刺繍を施す作業

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